SNSを中心に活動され、Youtuberでもあるりーちゃんfamilyさん。ご夫婦と娘さんお二人の日常動画が人気のご家族です。
しかし2025年にママのりかさんに癌が発覚し、がんサバイバーとしての発信も同時にされています。
そんな中で2025年7月13日、抗がん剤治療を行って副作用と戦っている様子の動画が公開され、話題になっています。
どんな病気なのか?
いったいどんな薬を使っていて、どんな副作用が考えられるのか?
詳しく見ていきましょう。
どんな病気?
りーちゃんfamilyママのりかさんがうけた診断は、「悪性リンパ腫」。身体のリンパ節にがん細胞が発生する、血液の癌です。
その中の1種類である、「ホジキンリンパ腫」という癌になります。
若年者層(20歳代)と中年層(50~60歳)に発症のピークがあるとのことで、ご高齢の方だけでなく、誰にでも起こりうる病気ということがわかりますね。
癌のステージは?
2025年6月26日に癌のステージについての動画がすでに公開されています。
こちらでは、ステージⅠ~Ⅳまでのうち、前半(限局期といいます)であるステージⅡとお話がありました。
どんな抗がん剤を使うの?
詳細な適応などはできる限り省略して説明しますが、りかさんのステージⅡでは、本来ABVD療法という4種類の抗がん剤と、放射線治療を組み合わせて行います。
ただし、上の動画の中でもお話しをされていましたが、上半身に多く癌細胞が発生しているため、放射線治療を行う範囲が広く、リスクが高いと主治医により判断されたようです。
今回はステージⅢ以降(進行期)で使用するA-AVD療法(BV-AVD療法)という抗がん剤の組み合わせに決まったようです。
ガイドラインそのままの治療ではありませんが、実際の現場では完全にガイドライン通りとはいかないことも多いため、ご本人と主治医でよく話し合った結果なのでしょうね。
抗がん剤の副作用は?
やはり一般的には吐き気が有名です。
事前に飲み薬や点滴で吐き気止めをたくさん使用するのですが、それでも抑えきるのは困難で、りかさんもやはり吐き気に苦しめられているご様子でした。
また、口内炎も頻度の高い副作用ですね。動画の中でも口の中の痛みのために食事もままならない状況でした。
さらに抗がん剤の治療自体ではありませんが、免疫が落ちるのを防ぐために使用するグラン(G-CSF)という薬により、筋肉痛や関節痛がでてきてしまっているようですね。
これから予想される副作用としては、動画の中でもお話があった便秘や、手足のしびれ、あとは脱毛なども起こり得るものかと思われます。
また、抗がん剤は正常な血液まで攻撃してしまうため、白血球・赤血球・血小板といった数値が低下する副作用も、危険なものになりますので注意が必要です。
さいごに
つらい副作用と戦いながらも、癌を治そうと頑張るりかさんの姿には、人としての、そして母としての強さを感じます。
険しい道のりかとは思いますが、乗り切って元気な姿を見せていただけたら嬉しいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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