2025年7月17日、俳優の遠野なぎこさんが自宅にて死亡されたという衝撃的なニュースがありました。
多方面でのご活躍と同時に、15歳から摂食障害を患っていることを公表されるなど、その壮絶な人生は多くの方々に強い印象を与えていました。
一方で、詳細な死因については公表されておりません。
この死因について判明している情報等から推測をしてみたいと思います。
どういった経過？
警察によると、2025年7月3日に遠野さんの自宅マンションを訪問した看護師から通報が入り、警察が駆け付けたところ、ソファーに横たわっている遺体が発見されたとのことでした。
この時点で、死後1週間ほど経過していたとみられています。
2025年7月17日に遠野なぎこさん公式のブログが更新され、訃報が公表されました。
警察の見解によると、自死ではなく事故である、とのことです。
また、愛猫が無事であることも同時に記載されていましたね。
これまでに公表されていた病気は？
ご本人も公表されていたこととして、「摂食障害」をお持ちであったことは有名ですね。
15歳で発症し、最後まで闘病を継続していたとお話しされています。
また、そういった病気を発症してしまう背景として、幼い頃の両親からの虐待、両親の離婚や再婚、そして不倫と、劣悪な家庭環境であったこともわかっています。
16歳で睡眠薬の過量服薬による自死を図ったこともあるようです。
成人してからは過度の飲酒があり、アルコール依存症であったとも考えられます。
また、どのタイミングからなのか詳しくはわかりませんが、強迫性障害という病名も公表されていますね。
予想される死因は？
さて、死因の予想に入っていこうと思います。
まず大前提として、警察の見解で「自死ではなく事故」とされている以上、以前にも既往がある薬物の過量内服などの可能性は否定的と考えるしかありません。
本来自宅内での死亡は、「病死（心筋梗塞や脳卒中など）」が多いのですが、わざわざ「事故」と言及されているということは、身体的な病気によるものでもないのでしょう。
そうなると現状では「不慮の事故死」となる可能性が高いということになりますね。
頻度からみれば、転倒転落、火災、溺水などが多いですが、「ソファーに横たわっている遺体が発見された」という記述からはこれらも該当しなさそうです。
考えられる一因として、一酸化炭素中毒など、「有害物質による不慮の中毒死」は候補として挙がりそうです。
換気をせずに炭火や火鉢などを利用していた場合、一般家庭内でも一酸化炭素中毒は起こり得ます。
ただ、同居している猫が無事だったという情報から、積極的には考えにくい印象です。
そうなると残ってくるのは、熱中症くらいのものではないでしょうか。
熱中症の多くは家庭内で起こるという事実もあり、かつ「事故」ともとれるため、現状の情報では熱中症がもっとも考えやすい原因かと思われます。
さいごに
遠野なぎこさんのご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
