YoutubeやTikTokといったSNSを中心に人気急上昇中の『サンバ夫婦』。
1人目のお子さんである、「ベビちゃん」に新たなアレルギーが発覚したという動画が、2025年8月28日に公開されました。
どんなアレルギーが見つかったのでしょうか?
現役の医師である筆者が、詳しく解説していきます。
サンバ夫婦の2人目のお子さん、カルくんについての記事もありますので、ご興味ありましたらぜひご覧ください。
どうして検査をすることになったの?
もともと卵アレルギーであることは以前から判明しており、生卵を摂取した際には皮膚が赤くなるというのはわかっていたそうです。
また、以前からアトピー気質でもあったようで、肌トラブルにはお困りの様子でした。
しかし動画撮影の数日前にも、心当たりはないのにも関わらず急に顔回りに赤い皮疹が出現したことがあり、しっかりと検査を受けることとなった、とのことでした。
こういったエピソードからベビちゃんがアレルギー気質であると考え、アレルギー専門の医師がいる小児科へ受診することとなったようです。
どんな項目のアレルギー検査をしたの?
動画内でお話があった項目としては、魚卵・青魚・ブドウ・スパイス類の検査を提出したとのことでした。
赤い皮疹が出現した際に怪しいと感じた食材をいくつか挙げていった結果、これらの項目に決まったそうです。
動画時点ではまだ検査結果がでていないとのことで、結果が気になるところですね。
特異的IgE抗体検査とは?
今回ベビちゃんがうけた採血検査は、「特異的IgE抗体検査」というものです。
様々なアレルゲン(食材や、花粉、ダニなど)に対して、身体の中ではそれぞれに対応した免疫物質である「IgE抗体」というものが作られます。
その数値を血液検査で測ることで、異常に多く産生されているもの(=摂取したときに過剰に免疫反応、つまりアレルギー反応が起こってしまうもの)を特定することができます。
ただし実はこの検査は確定的なものではなく、詳しい計算などは省きますがアレルゲンの項目によって「検査の正確度」のようなものは異なります。
例え陽性になったとしても、確実にアレルギー症状がでるとは限りません。
同じことはサンバ夫婦のお2人もご自身の経験から感じていらっしゃるようで、動画内でおっしゃっていましたね。
例を挙げると、たまたま行ったアレルギー検査で卵アレルギーが陽性になったとしても、これまで卵を食べて症状がでていなかったのであれば、それは検査が間違っていたと考えるわけです。
ベビちゃんも検査上は、牛乳アレルギーも陽性になっているそうですが、実際に牛乳を飲んでも問題ないようですね。
逆の例として、卵を食べて明らかに症状がでるのに検査ではひっかからない、なんてこともザラにあります。
あくまでも「実際にアレルギー症状がでたのか、でなかったのか」を優先して考え、検査結果はその参考にしていくべきものなんです。
参考になりそうな動画がありましたので、貼っておきますね。
さいごに
動画の最後には「絶対にアレルギー検査してね」とメッセージがありましたが、上でお話したように検査の正確性のことを考えるとただ闇雲に検査をするのはあまりおすすめできないですね。
もちろん何かしらのアレルギー症状があるのならば、原因特定のためにぜひ検査は検討していただきたいです。
ですが、アレルギー症状などなにもないのに検査だけ陽性になってしまった、となった場合、その子の人生における制限を1つ増やしてしまうだけになりかねませんので、注意していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。